プロペシアには高い発毛効果があるとして、様々な人に愛用されている人気なAGA治療薬です。薄毛は特に男性にとってはコンプレックスになりやすい要素なので、これを機にプロペシアでAGA治療してみませんか?プロペシアの効果や副作用について詳しい説明があるので参考にしてみてください。また、他のAGA治療薬の説明もあるのでプロペシア以外の選択肢も検討できます。

目を閉じる男性
不安を持っている男

男性にとって、髪の毛が薄くなるのはコンプレックスや自信の喪失にも繋がる深刻な問題です。
特に近年耳にすることの増えたAGAは、内容がよく分からず不安だけを感じている人も多いでしょう。
単純な薄毛とは違い、AGAは特徴的な性質や発症原因を持っているため、これまで薄毛に悩んでいなかった人でもある日突然発症する可能性があります。

AGAの進行を遅らせたり育毛を実現するためには日頃の頭皮ケアが欠かせないのですが、そこで役立つのがプロペシアという治療薬です。
AGAとはどんな症状なのか、プロペシアはどのようなメカニズムでAGAに効果を発揮するのかを知り、いざという時に備えてAGA対策の知識を付けておきましょう。

AGAとは何なのか?

男性なら一度は耳にしたことのあるAGAは、一言で言えば薄毛の症状の一種です。
正式には男性型脱毛症と呼ばれるもので、英語表記の頭文字を取ってAGAと呼ばれるようになりました。
男性型という名称からも分かる通り、主に発症は男性の頭皮に見られます。

具体的な症状は人それぞれで、前髪の生え際が徐々に後退して行ったり、頭頂部を中心に少しずつ髪の毛が抜けていったりします。
薄毛治療薬を製造している大手製薬会社の調査によると、今では日本人の10人に1人、男性に限って言えば5人に1人がAGAを発症しているとされ、決して他人事ではなく油断はできません。

AGAを発症する直接的な原因は、テストステロンという男性ホルモンがジヒドロテストステロンへと変換されることです。
テストステロンは健康な生命活動を維持するために欠かせない物質なのですが、不規則な生活や遺伝などによって刺激を受けるとジヒドロテストステロンへと変化してしまいます。

ジヒドロテストステロンには髪の毛の成長を止めたり、皮脂の分泌を過剰にする作用を持っています。
皮脂が多いと毛穴に汚れが詰まってしまい、頭皮環境が悪化して質の良い髪の毛を生やすことができません。
十分に成長する前に抜け落ちる要因にもなるので、時間の経過とともに弱くすぐ抜ける髪の毛しか生えてこなくなります。

本来、髪の毛は毛根から毛が生えて成長し、やがて抜け落ちるというヘアサイクルを辿っています。
特に大切なのは成長期で、数ヶ月かけて太くしっかりした髪の毛へと成長することで豊かな毛髪を維持することが可能です。
ただ、人間のヘアサイクルの回数は生まれた時から決まっているため、成長期が短くなってヘアサイクルが早まればあっという間に回数を使い尽くしてしまいます。
そうなれば細胞は活動を停止し、その毛根からは2度と髪の毛が生えてきません。
AGAになると、このようなメカニズムによって少しずつですが確実に薄毛が進行していきます。

AGAはジヒドロテストテロンによって引き起こされますが、テストテロンが変化する理由は主に遺伝です。
男性に多い他の薄毛はストレスや栄養の偏り、睡眠不足などによって発症しますが、AGAに限っては遺伝から影響を受ける要素が非常に大きいです。

テストステロンがジヒドロテストステロンへと変換するには、5αリダクターゼという酵素とその受容体が必要なのですが、これらは両親から引き継がれます。
つまり、両親の遺伝子にこれらが含まれていれば、必然的に子どもは生まれつきAGAになりやすい体質だと言えます。

5αリダクターゼの受容体の遺伝子は母親側からのみ受け継がれるので、父親が薄毛ではないからと言って油断はできません。
母親は受容体の遺伝子を持っていても5αリダクターゼが少ないので、薄毛を発症しないことも多いですが、無症状というだけで薄毛体質であることに変わりはありません。
母親の父親、つまり祖父が薄毛の場合は受容体の遺伝子が多いと予想できるので、孫の男の子へ引き継がれてAGAを発症する可能性が高いです。

もちろん、薄毛になる原因は遺伝だけではないので、頭皮環境に悪い生活をしていれば発症するリスクは大いにあり得ます。
遺伝以外の要素でもAGAは発症するので、両親が薄毛ではないからと言って油断しないようにしましょう。
油断して乱れた生活を送っていると、若いうちからAGAを発症する可能性も十分にあります。

仮にAGAになってしまった場合でも、プロペシアのような治療薬を利用することで症状を緩和させることもできます。
必ず薄毛を改善できるわけではありませんが、早めに使用することで薄毛の進行を防いだり、育毛を促すことも可能です。
いざ薄毛になってから慌てても遅いので、プロペシアがなぜAGAに効果があるのかなど、基本的な情報を知っておきましょう。

プロペシアとは何なのか?

プロペシアとは、薄毛で悩む人に注目を集めているAGA治療薬の一つです。
アメリカで研究開発が進められ、日本でも2005年に承認されて販売が開始されました。
もともとアメリカでは前立腺肥大の治療薬として既に販売されていたのですが、服用した患者たちに体毛の増加や髪の毛の発毛といった症状が相次いだことを受け、薄毛治療に効果があるのではと研究開発が進められました。
アメリカで1997年に販売されてから、既に世界中の60か国以上で承認されているポピュラーな治療薬です。

有効成分はフィナステリドという物質で、プロペシアというのは薬の名称です。
プロペシアという成分が配合されているわけではないので、混同しないようにしましょう。
フィナステリドを服用すると、男性ホルモンであるテストテロンが髪の毛に悪影響を与えるジヒドロテストステロンに変わるのを防ぐことができます。

直接的に原因ホルモンの生産を阻害することができるので、AGAの進行を遅らせることができます。
ただ、フィナステリドはあくまでもジヒドロテストステロンの生産を抑える薬なので、服用すれば自然と髪の毛が増えるといった類のものではありません。
薄毛の万能薬ではないので、過剰な期待は禁物です。

20歳から50歳以下の男性が服用した場合、最も高い効果が期待できます。
もちろんそれ以外の年齢の男性でも服用自体は可能なのですが、年齢によってはあまり効果が得られなかったり、ホルモンバランスが崩れて体調を崩すこともあるので注意が必要です。
プロペシアを開発した製薬会社の臨床試験も、20歳から50歳までの男性を対象に研究しているため、それ以外の人がプロペシアを使用してもデータ通りの効果が期待できる保証はありません。

そもそも20歳以下では薄毛に悩むことはまずないので、20歳以下の人は使用する必要もないでしょう。
仮に20歳以下でも薄毛症状が出ている場合は、AGA以外の原因が考えられるのでプロペシアを試すのではなく病院を受診してください。

適用年齢の男性がプロペシアを服用すると薄毛を改善することができるので、少しでも早い段階から使用し始めた方が良いです。
髪の毛に作用して抜け落ちるのを防ぐことはできますが、髪の毛を元気に生やす効果は保証されていないので、既に薄毛が進行してから使用しても目立った効果を実感できない可能性もあります。

プロペシアは、フィナステリドが1mg配合された錠剤を1日1錠のみ服用します。
これ以上服用しても効果が大きくなるわけではなく、身体に負担をかけるだけなので用量は必ず守りましょう。
1日のうちどのタイミングで服用しても構いませんが、血中濃度を一定に維持したほうが効果が得やすいため、基本的には24時間間隔を目安に服用してください。
食事の後に服用する必要はありませんが、その分飲み忘れも多いので、起床直後や就寝前、昼食後など自分が覚えやすいタイミングで習慣化すると良いでしょう。

また、プロペシアを服用している間は献血をしてはいけません。
薬の成分が血液中に移行するため、それを輸血された人に悪影響を及ぼす危険性があります。
服用を止めてから1ヶ月ほどは成分が血中に残っている可能性があるので、献血をする場合は1ヶ月経過後に行っていください。

この他、血液検査や健康診断を受ける場合は、プロペシアを服用していると必ず医師に伝える必要があります。
フィナステリドは血液中の成分の数値に影響することもあるので、黙ったまま検査を受けると正常な結果を得られなくなってしまいます。
これではせっかく受ける検査が無駄になるので、忘れずに申告してください。

このようにAGAの改善に効果が期待できるプロペシアですが、効果の強い医薬品なのでドラッグストアでは市販されていません。
使用したい場合は病院の処方箋が必要になるので、初めて使用する場合などは一度医師に診察してもらいましょう。

病院で処方してもらうことも可能

AGAの治療薬として世界中で利用されているフィナステリドですが、日本で流通している薬はプロペシアが主流です。
非常に効果が高いとして人気なのですが、その効果の高さから使用にあたっては注意が必要とされ、普通の薬局やドラッグストアでは購入することはできません。
プロペシアを使用しても問題ないか、そもそも間違いなくAGAなのかを確定診断してから使用する必要があるので、始めて使う場合は必ず医師の診察を受けてください。

プロペシアは、一般的な病院やAGA専門クリニックなどで処方してもらえます。
最も簡単なのは一般病院で、皮膚科や内科などで対応可能です。
ただ、皮膚科や内科は頭髪の専門医というわけではなく、AGAの専門知識に乏しい医師も多いので確実性という面では不安も残ります。

病院によってはAGA治療に対応していないところもあるので、初めて受診する場合は念のため電話やメールで問い合わせた方が良いでしょう。
せっかく受診してもプロペシアを処方してもらえなかったら、時間と費用を無駄にしてしまいます。

薄毛がかなり進行していたり、より確実な診断をして欲しい場合は、一般病院ではなくAGAを含めた薄毛専門クリニックを受診することをお勧めします。
ここならAGAの豊富な知識を持った専門医が診察してくれますし、プロペシアを含めて自分に適した治療法をアドバイスしてくれるでしょう。

薄毛専門クリニックは恥ずかしさもあって行きにくい人も多いと思います。
しかし、当然クリニック名や看板に薄毛を標榜しているところはありませんし、クリニック内もプライバシーに配慮されているので初めてでも大きな不安はありません。
正式に治療を開始する前に無料診断やカウンセリングなどを実施していることも多く、薄毛治療における様々なサービスが充実しています。
AGA治療にとっては最適な場所なので、通える範囲にあるなら専門クリニックがお勧めです。

診察や薬の処方などにかかる費用について

病院処方の場合、やはり気になるのは受診費用やプロペシアの処方費用です。
一般的な病気治療の場合は国が治療費を負担してくれるので費用の3割のみ支払えば良いのですが、AGAのように必ずしも健康のために治療が必要ではない場合、国は治療費を負担してくれません。
自己判断で治療すると見なされるため、全額自己負担となることを覚えておいてください。
費用は病院側が自由に決めることができるので、受診する病院によって支払うべき受診料やプロペシアの代金に大きな差が生じます。

一般的な病院の場合、専門外ということもあって大まかな診察とプロペシアの処方のみを行います。
このため費用も比較的安く、受診料を含めて治療費の総額は約7,000円から15,000円が相場です。
1回の処方で約3ヶ月分から6ヶ月分が処方されるため、毎月この費用がかかるわけではありません。
1度の受診でこの費用となるので、1ヶ月あたりに換算すると大きな負担ではないでしょう。

AGA専門のクリニックの場合、高度な知識を持つ専門医による診察や検査、総合的な治療を行うことができるので、費用も高額になりがちです。
1ヶ月に1回の頻度で通院が必要で、毎回10,000円から30,000円ほどの費用が必要です。
毎月AGA治療にこれだけの費用がかかるので、注意しなければなりません。

病院処方の場合、このように受診する病院によって費用が大きく異なります。
専門医の治療を受けたいものの費用が気になるという場合は、国内で販売されているプロペシアのジェネリック医薬品を検討すると良いでしょう。

国内の製薬会社からプロペシアのジェネリック医薬品が既に販売されており、病院で相談すればそちらを処方してもらうこともできます。
ジェネリックなら同じ有効成分を使用しているにも関わらず薬価を半額程度に抑えることができるので、経済的にも助かります。
AGA治療はやはり専門医に相談したほうが確実なので、多少費用は高いですが専門クリニックを受診してみてください。